【booklog】「原因」と「結果」の法則
26 環境は人間を創りません。私たちの環境は、私たち自身のことを外
側に漏らすのみです。
28 人々の多くは、環境を改善することには、とても意欲的ですが、自
分自身を改善することには、ひどく消極的です。
49 つねに愛に満ちた思いをめぐらしながら、あらゆる人に好意を抱き、
あらゆる人と楽しく接し、忍耐をもってあらゆる人のなかに良いも
のを探しつづけることは、天国への王道です。
78 不注意な人間、無知な人間、怠け心をもつ人間は、表にあらわれた
「結果」だけに目を奪われ、その背後に存在する「原因」を見よう
としないために、あらゆる成功を、幸運、運命、あるいは偶然など
という言葉で片付けようとしています。富を築き上げた人、知性に
溢れた人、神の様な人格を備えて大きな影響力を手にしている人た
ちを見て、かれらは言います。
あの人は、なんて幸運なんだろう!なんて恵まれているんだろう!
なんて良いめぐり合わせにあるんだろう!
彼らはそれらの「運の良い」人たちが、より良い人生を夢見て流し
続けてきた「血と汗と涙」の部分にはけっして目を向けません。
79 過程を理解せず、結果のみをとらえ、それを偶然の産物などと言っ
ているのです。そんな人たちのもとには、いつになっても幸運は訪
れません。
B 090126
R 090223-090226
一世紀以上も読み続けられている名著らしいです。
各所で絶賛だったので読んで見ました。
まぁ良い事を書いてあるとは思うのですが、あくまで精神論的な感じで
そんなにはピンと来ませんでしたね。
ただ、記載内容には重要な事もちりばめられているとは思うので、また
しばらくしたら読んでみようかな?